PR TRANSFORMATION AGENCY

24/01/05

プレスリリース・企画

社内はニュースの宝庫。新発売だけがニュースじゃない

24/01/05

企業の広報担当者と話していると、
「自社にはニュースがないから、メディアへどのように情報発信していいかわからない」
というお話をよく伺います。

企業のニュースでまず思いつくのは、
新商品発表や新規事業発表など“新”という言葉や“○○発表”と銘打ったもの
だと思います。

これは「新しい」=「ニュース」だと考えているからだと思います。
まったく正しい考えです。
しかしこのような考え方もあります。
「ニュース」は絶対的なものではなく、相対的なもの。
「ニュースバリュー」は意図的に高めることができる
という考え方です。

例えば、
あるハンドクリームブランドは、
20年以上毎年、ひび、あかぎれ、しもやけなどの手荒れをニュースにして、
テレビ、WEBメディアなど多くのメディアに興味を持たれ、報道されています。

ではなぜ、同じ情報が20年以上もニュースになるのか?
それは、最低気温が10℃を下回って手荒れがすすむ時期を、
相対的なニュースタイミングと考えて、情報発信しているからです。

また、よく○○商品が大ヒットという報道をみることがあります。
これも相対的な視点でニュースバリューを高めることができます。


例えば、
「1万個販売で大ヒット」という情報発信を
「当初計画の3倍の1万個販売」することで、
相対的ニュース視点が加わってニュースバリューが高まります。

広報ご担当者の中には、「年2回の新商品の発売タイミングしかメディアに発信できない」
と思っている方もいるかもしれません。
でも、相対的ニュース視点を取り入れると、毎月でも毎週でも情報発信できます。
是非、試してみてください。

執筆者:J&Tプランニング 市川
https://www.jtplanning.biz/