PR TRANSFORMATION AGENCY

24/01/11

広報初心者

新人広報マンに伝えたい3つのこと

24/01/11

メーカーの広報。新人が配属されても先輩はもともと広報で新人から配属されていない場合、どこから教えていいかわからないこともあると思います。そこで新人に教えるべき3つのポイントを語ります。

①相手によって態度を変えない。緊張を顔に出し過ぎない。報告は結論が先
広報担当は新人でも社内外の色々な立場の人と会話します。
社長だからとか記者だからとか相手によって態度を変えずに同じように接することが大切です。
会社の顔だということを意識して常に口角をあげて顎をひいて感じよい適度な音量のわかりやすい発声を心がけてもらうようにしてください。
新人の場合慣れていないからと緊張を全面に出すのはいけません。
また会話も文書も結論が先。これが広報の大原則です。
普段の報告連絡相談もそうするように教えてあげてください。

②取材内容は守秘義務を徹底する。家族にも同期にも話さない、忘れ物にも注意
社内外の打ち合わせに同席してそこで話したことは全て守秘義務対象だと伝えてください。
家族にも同期にもダメだと伝えないと親しいからいいになってしまうのです。
例えば新聞の取材で同席した社長の会話を話すのは記事がでるまでは口外禁止です。
記事がでることも話してはいけません。
同期の飲み会で「今日社長が新聞記者にこんなこと話していた」は絶対NGだと具体的に教えてあげてください。
同席していたときに書いたメモの取り扱いにも注意です。プライベートなメモ帳やノート。
そこに企業の大切な情報が入っているという意識を持たせてください。
お酒を飲んで手帳を忘れるなんて絶対あってはいけません。

③情報解禁日時を徹底する。どこが変わったのかを理解する
例えば新商品の発売日を公示するタイミング。社内でフライングして話してしまい、それが先行してネットに出てしまったりするとその新人広報マンは多分そこにいられなくなってしまいます。
情報を知っている全ての人に情報解禁日を共有するクセをつけてください。
またリニューアル新製品の場合、パッケージのどこが変わったかを理解していないと以前の写真が出てトラブルに発展します。このようにこれから出る
情報開示に対しては慎重になってください。Wチェックでも足りない場合があります。

執筆者:J&Tプランニング 市川
https://www.jtplanning.biz/